文房具PCの話

この記事、筆を取っては置き、取っては置きしている。というか、確か途中まで書きかけた気がするのに、その下書きは一切残っていない。これだからはてぶは。明示的に下書きとして残す操作をしないと保存すらしてくれないとか、いったい何年前のサービスなんだろう。SlackだろうがConfluenceだろうがGoogleドキュメントだろうが、大体編集途中でブラウザが落ちようとある程度下書きが残ってるものだ。はてぶ、マジでサービスとして終わってる。

 

愚痴はこの程度にして、タイトルにもある文房具PCの話。文房具PCとは、私以外にあまりこの言葉を使ってる人を見たことがないが、要は開発用PCと違って普段、日常的に使用するPCの事である。今どきPC、もしくはスマホは生活必需品となっている。買い物するにも、メモをとるにも、誰かとコミュニケーションをとるにも、日記を書くにも、調べごとをするにも、おおよそ日常生活の多くをこなすためにPCはあると便利である。そんな日常生活の中で使用するPCの事を文房具PCと呼んでいる。私はPCにしろスマホにしろ、デバイスを用途ごとに使い分けるタイプの人間である。移動中音楽を聴くのはウォークマンだし、ミリシタのゲームをするのはiPhome、TwitterとかLiNEとかSlackとかをするのはPixel3である。人によってはオールマイティに何でも行える一台に集約するタイプの人もいるが、やはり冗長性をとるなら用途ごとに使い分けたほうが良い。おサイフケータイなんてもっての外だ。財布を忘れてしまった時のバックアップとして利用するには良いが、スマホに何でもかんでも集約するのは一見便利なように見えて、集約した機能の数だけ落とし穴を作ってるのと同義だ。開発などの作業をやっていた結果、OSのシステムファイルをぶち飛ばしたりして、うまく立ち上がらなくなったりしたら、日常生活に支障をきたすこと、間違いなしだろう。

 

PCの話をするつもりが、とんだ脱線をしてしまった。ここらで一度下書きを保存するわけだが、やはり実にばかばかしい作業だ。もしかして、どこかで自分が設定をミスって、古いバージョンでも使用しているのかもしれないとすら思う。こういうところがダメでnoteなどに人が流れたのだろう。いや、別に数を見てるわけではないからnoteに流れたのかどうかは知らんけど。まぁそのnoteもこのまえそこそこ大きめのやらかしをしていて、やっぱりなというかなんというか。ブログを書き始めようと思った時に候補にあがったけど外してよかったなぁと。とどのつまり、はてぶは長い年月の間にサービスが肥大化し、新しい機能を導入するには鈍重になってしまったのだろう。恐らくそこは一旦一から作り直して各機能を疎結合にしていきつつ、リビルドしながら新しい機能もどんどん入れていくようなことをするのが正解なのだろう。素人の私にもそれがいかにマッチョな解決方法であるかは想像がつくが。Atlacssian製品のすごいところはそういうところなのだろう。

 

またもや脱線してしまった。この時点で1200字近くかかってしまっている。400字詰め原稿用紙で言うと既に三枚を超えている。読書感想文はあれだけ何も書けなかったというのに不思議なものだ。本題に入ろうと思う。文房具PCの話だ。私はそれはもう長い事Surface Pro、それも初代のものを文房具PCとして使い続けてきた。初めはWin8が入っていて、Vista以来のゴミOSだなと思いつつも無償アプデでWin10にして、2013年から2020年の今まで使い続けてきたわけである。自分で書いていてびっくりしたが実に7年も使い続けてきて、バッテリの劣化以外は特に問題なく使い続けられている。初めて持った携帯も2009年から使い続けていて、2020年の今でも普通に使っているのでそういう性分なんだろう。物持ちが良いと誇らしい気持ちも無くはないが、何故かあまり良い事でもないような気がしている。更新で苦労する面もあるし。

 

というわけで現状の文房具PCであるSurface Pro、そのスペックを確認しよう。

 

MEM : 4G

CPU : Intel® Core™ i5-3317U Processor (3M Cache, up to 2.60 GHz) Product Specifications

GEN : 3 Ivy Bridge

Clock : 1.7GHz(2.6GHz)

Score : 1945 (2020.08.20 https://www.cpubenchmark.net )

 

これだけ見てもよくわからないので、二年前から会社で文房具PCとして使っているX270のスペックと比較する。

 

MEM : 16G

CPU : Intel® Core™ i7-7600U Processor (4M Cache, up to 3.90 GHz) Product Specifications

GEN : 7 Kaby Lake-U

Clock : 2.8GHz(3.9GHz)

Score : 3659 (2020.08.20 https://www.cpubenchmark.net )

 

やはりメモリが圧倒的に足りない。CPUも低いがさすがにダブルスコアというほどでもなかった。まぁ大体このあたりのPCを買えばよさそうである。という風にあたりを付けて、ThinkCentre M93p Tiny の中古PCを買ったのが去年の12月のことである。

 

 

年末年始に稼働させようと思い、緊急事態宣言下の自粛期間中に稼働させようと思い、事あるごとに動かそう動かそうと思いつつも、ずっと積んだままにしていたPCを、ついに使い始めることにして、メモリが4Gx2だったのを16Gにすべく8Gx2を買ってmemtest86+をぶん回したのが一週間強前。

 

そして、この記事が書かれはじめたってわけ。

 

いまそのPCから、記事を書、、、けていたらどれだけよかっただろう。

 

実際は初めについてきたHDDからSSDに換装する計画を立て始めたところである。まだまだ先は長い。まずはHDDに入ってるWin10からリカバリメディアを作ったりしなければならないのだろうか。Win10時代のSSD交換方法やOSの再インストール方法をあまり理解していない。ライセンスの管理方法が7とかXPの頃から変わって、ライセンスキーをメモっておいてインストール時に入れるという方法で無いことや、一度Win10を起動してネットワークにつながったPCは、そのMBやCPUのシリアルなどがMS上のサーバーに記録され、次回からはネットワークにつないでアクティベーションするだけでライセンス認証が通るとか、ぼんやりとした知識をもとに、いろいろ調べながらすすめていくことになるのだろう。

 

いま、取り出してあるHDDを見ると本来四本のねじで留められているべきであろうところが、2本しかねじが使われていないのを発見した。このPC、中古とは言えIBM Refreshed PC なんだけどな。そして換装候補のSSDとしている、これまたいつ買ったかも思い出せないほど昔に買って積みっぱなしだったSSD。このSSDは果たしてシステムドライブにしても良いようなSSDなのだろうか。書き換え回数制限的なところでシステム向けというよりデータ保存向けだったりしないだろうか。

 

こういうところをひとつづつ調べまくってつぶしながら進めているのでエネルギーも時間もくう。エネルギーと時間がかかるのでなかなか着手できない。そんな性分。そもそもしれっと書いたが、メモリを交換するにあたっても、かなり色々ネットで調べて、試しにメモリを刺して検証したり、すったもんだあってようやく完了した事項である。

 

文房具PCを新しくするまで、もうあと一息。頑張っていこうと思う。新しくしたところで、いろいろデータを移したり、環境を構築したり、またもや時間とエネルギーを大量に使うわけだが。